小梅物語タイトル画像


グレーの縞模様でお腹と足が白い子猫が二匹。
一方は鼻の頭が黒くなっていて、一方はしっぽが短くカギしっぽになっている。
二匹はよく一緒にいて、それこそまさに仲のよい兄弟でとてもかわいい。

鼻の頭が黒い方は、ちょっと名前の付け方が安易で乱暴だったかもしれないが、見た目そのまんまに、

「ハナクソ」

何も考えず呼び始めてしまって、ちょっとかわいそうだったかもしれないが、夫婦は愛情込めて呼んでいるつもりである。
顔は細くて、スッとした顔立ちがいちばん小町に似ている気がする。

性格はおそらく一番好奇心が強くて、積極的な行動派である。
新しいものや珍しいものがあると、まずはハナクソが近くに寄ってくるようだし、動きがすばしっこくて、ベランダ中をちょこまかちょこまか動き回っているので、 子猫たちが遊んでいるときも、なにかとハナクソが目立っている。

鼻の頭が黒い、積極行動派が「ハナクソ」である。



そして一番小さくて、動きも一番ぎこちなく、見るからにどんくさそうなのが、

「しっぽ」

この子だけがしっぽが短く先がちょっと曲がっている。しっぽに特長があるので、「しっぽ」。
(ぱっと見てハナクソとの区別はしっぽを見るとよい。ハナクソのはきれいに細長い)

しっぽは明らかに他の3匹とは成長に差があって、身体が小さいせいかじゃれ合う時によく他の子猫たちから標的にされているようである。
そして、やっぱり一番の甘えん坊。
ただ、ハナクソに負けず劣らず好奇心も旺盛なようでチョロチョロとあちこち動き回っている。が、動きがぎこちないせいもあって見ていて危なっかしくてかなわない。
そう、以前「ベランダでの様子〜その2」で紹介した、木箱から出る時にひっくり返っていたのが実はしっぽ。「ベランダでの様子〜その5」で植木鉢で身動きがとれなくなっていたのもしっぽ。

しっぽが短く、一番小さくてどんくさいのが「しっぽ」である。

(実は、この「しっぽ」こそが小梅さ〜ん本人なのである!! が、その経緯はおいおい。)

つづく