小梅物語タイトル画像


小町の反応が気になっていた夫婦であったが、正直なついているとは言えない小町も子猫たちと同じように部屋の中に入ってくるようになり、部屋の中で遊ぶ子猫たちを見守るように白いソファで落ち着くようになった。

小町の様子にちょっと安心した夫婦が、それでどうするのかなと思って見ていると、
何とそのうちにそのまま寝てしまうのである…。

くつろぎ過ぎです、小町さん。

警戒しているのかしていないのか、実際のところは分からないが、ずいぶんとリラックスしてくれているのである。
小町がいると、そのうち子猫たちも安心するのか寄り添ってきて、しまいには親子で何とも気持ち良さそうに寝てしまうのである。
ベランダの木箱の中とほとんど変わらない程、どうなっているのかよくわからない団子状態で寝てしまうのである。


くつろぎ過ぎです、皆さん。

夫婦にとって感激だったのは、更にはこのソファで、おっぱいを与えている姿まで間近で見る事が出来てしまったことである。

どうやらすっかりこの部屋も猫一家の住処の一部となってしまったようだ。
夫婦の事はおかまいなしの感じではあるが、その穏やかな表情や寝顔を見ると、これまた癒されるのである。

「くつろぎ過ぎだよ」

「しょうがないなぁ〜」

と言いながらも、頬が緩みっぱなしの夫婦なのであった。

つづく